ZANG TUMB TUMB DISCOGRAPHY “…which deny the freedom of the flesh…”

Frankie Goes To Hollywood

パワーオブラヴ


Sleeveart image.

Type: Single

Format: 12" vinyl

Label: Polystar

Catalogue ref.: 18SI-278


Release date: 25 February 1985

Country: Japan

Chart position: UK: (Starting 25/11/1984) 3; 1; 3; 5; 6; 7; 10; 20; 35; 45; 64; x; 64; 88; x; 90; 92; x; 91; 98; 92
Germany: (Starting 17/12/1984) 19; 7; 4; 4; 6; 6; 10; 14; 23; 37; 43; 62; 68; 72; 74; 74 (17/1/1994) 100; 97; 80; 94


Sleeve design: XL Design; ZTT

Photographer: AJ Barratt; Anton Corbijn; Joe Stevens

Artwork

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Vinyl sleeve: Front

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Vinyl sleeve: Back

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Vinyl label: Side A

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Vinyl label: Side B

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Obi slip: Front

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Obi slip: Back

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Obi slip: Front

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Obi slip: Back

Printed tracklisting

  1. The power of love
  2. The world is my oyster
  3. Welcome to the pleasure dome (Pleasure fix)
  4. The only star in heaven (Star fix)

Actual tracklisting

Side A

  1. The power of love 05:27
  2. The world is my oyster (12" version) 04:23

Side B

  1. Welcome to the pleasure dome (Pleasure fix) 09:46
  2. The only star in heaven (Star fix) 03:52

Occasionally the tracklisting printed on the sleeve art of a release isn’t 100% accurate. Tracks may be missing, mixes unspecified or misnamed. For this reason a more accurate actual tracklisting is shown alongside the printed tracklisting.

Sleeve Notes

Obi: Front

(Frankie logo)

FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD

フランキー.コーズ.トウ.ハリウッド

18SI-278

まるで突然変異のように‘ヤツらはリヴァブールから現われた。古くはザ.ビートルズやザ・サーチャーズ等の名ビート・グループ発祥の地として、最近でもエコー&ザ・バ二ーメンやジュリアン・コープらに代表されるネオ・サイケデリック・ムーヴメントの震源地としてその名を馳せた、あのちっ(劃ナな港田丁から。

昨’84年、まさに全英を震憾させた、驚異のスーバー・エキセントリソク・グルーブ、フランキー・ゴーズ・トウ・ハリウッドノホ リー、ポール、ブライアン、ピーター、そして、マークーかつてこれほどのヤツらが存在したであろうか。わずか2枚のシングルの みで」年のその期問にも亘って、ヒット・チャートのトソプを独占し‘売りも売ったり、イギリス国内に限っても、その数、実に316万 枚ノ妙に斜に構えたやんちゃなツッ?????僧ながら、今やイギリスきってのスーバー・ヒー口ーへと君臨するに至った彼ら5人のここ1年問を振り返ってみるのが、今回、筆者に与えられた嬉しい課題である。

1 ‘83年I0月24日、アート・オフ・ノイズに続く、トレバー・ホーンの主宰する新興ZTTレーベルのニ番手として、デビュー・シングル、リラックス”リリース。ゲイやSM等をテーマとするあからさまな性的描写と過激なビデオ・クリップの映像により‘次々と放送 禁止に処さるるも、冶4年―月28日一3月3日の連続6週に亘ってNo―を独走(以下、英ミュージック・ウイーク誌より)、たちまち150万枚以上のビッグ・セールスを記録するプラチナ・ディスクを手中に収める。「人生で一番やりたいことで成功するってことと、セックスの性交を皮肉っぽく比べた歌なんだ。」とは、ホリーの弁。ちなみに、かのキャプテン・センシブルが、最新12インチ・シングル”One Christmas Catalogue’、において、早(も本作のキュートな力ヴァーを試みている。

2 ‘84年6月4 日‘核や戦争の脅威を訴えたセカンド・シングル”トウ・トライブスーフランキーの地球最後の日,,リリース06月16日付‘初登場でNo.―をマークして以来、こちらも連続9週に亘って首位の座をキープし、当然のようにプラチナ・ディスクに輝く。ま た、7月7日付では再び返り咲いた「リラックス、,と共に、なんと第―位、第2位を独占。これは、エルヴィス・プレスリーによる、.57年8月の噂恋にしびれて、’と”テディ・ベア”、 ザ・ビートルズによる63年12月の‘抱きしめたい、,と”シー・ラヴズ・ユー”、及び,67年12月から68年―月にかけての、ハロー・グソドバイ,’と”マジカル・ミステリー・ツアー??そして、ジョン・レノンによる’8―年―月の、イマジン、’と”ハッピー・クリスマス、’ 以来、 イギリスの音楽史上5番目の1央挙に相当する。ホリーいわく、「要するに意味のない対決はなくしたいっていうメソセージさJ。レーガン大統領とチェルネンコ書記長との死闘(?)を収めたリアルなビデオ・クリップも大きな話題を呼んだ。

3 84年I0月29日、デビュー・アルバム「プ レジャードーム」、異例の2枚組にて登場。イニシャルのみでミリオン・セラーを達成すると同時に、――月I0日付第―位を記録。ホリー の言葉を借りれば、「人問の愛と平和」なるトータル・コンセプトのもと、トレバー・ホーンを良きパートナーに、毒気と酒落っ気を?んだんに振りまく、独自のフランキー・ワールドの全貌をスピード感たっ、いりに披露。ブ ルース・スプリングスティーンの眼明日なき暴走,やバート・バカラックの、サンホセへの道、’といった力ヴァー作品の解釈があまり にまともなところにも、その存在感が放つどこか得体の知れぬ恐しさを垣間見る思い。おそらく’84年、これほどまでに発売が待ち望ま れ、しかもその期待に+分すぎるほど十分に応えた快作も他になかろう。

4 ‘84年に入って本国イギリスでも、テレビ を通じてたった一度きりしかライヴ・アクトを公開していなかった彼らが、いきなり渡米。I0月3―日の力ナダはオタワから、2月5日の 口サンゼルスまで、モントリオール、トロント、ニューョーク、ボストン、シカゴ、サンフランシスコといった主要都市を巡る‘全25 回の力ナダ・アメリ力公演を敢行する0 -―月10日のNBCテレビ「サタディ・ナイト・ライヴ」では、”トウ・トライブス、’と”明日なき暴走、,の2曲を熱唱、その甲斐あってか、 デビュー・アルバム「プレジャードーム」も、12月22日付ビルボード誌で第33位上昇中と、アメリ力制覇への大きな足がかりをつかむ。さらに帰国後、12月20日一22日の3日問に亘を開催。今年2月には、驚くなかれ、サン・レモ音楽祭(ノ)への参加が予定されている。

5 ‘84年II月16日、アルバム「プレジャード ーム」からのシングル第―弾、通算3枚目の、パワー・オブ・ラヴ,’リリース。前2作のエネルギッシュなダンス・ビートから一転、宗教色濃い厳かなバラード・チューンに仕上らたしげられており、とうとう12月10日付にて三度 No―を獲得する。このデビュー以来連続3曲のNo―ヒットという胸のすくような成果は、イギリスではジェリー&ザ・ペースメイ力一 ズ63年4月から――月にかけての、恋のテクニック、’、”アイ・ライク・イット、’、、ユール・ネヴァー・ウォーク・アローン“に次ぐ出来事。イスラェルにて撮影された今回のビデオ・クリソプでは、クリスマス・シーズンにちな んで、イェス誕生のシーンが神々しく描かれているが、メンバー自身が登場するニュー・ヴァージョンも‘現在、検討中とのこと。

6 今年2月、日本公開予定の鬼才ブライアン・デ・パルマ監督による映画「ボディ・ダブル」に、、リラックス、’をパフォームするホ リーとポールの勇姿を挿入。また、ホリーは、デュラン・デュランや力ルチャー・クラブ、ス/くンダー・バレー、U2を始め、イギリス のトップ・ミュージシャン達が一堂に会した、エチオピア難民救済に向けての豪華なクリスマス・シングル、ドウ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?,, (‘84年12月3日発売)にも‘アメリ力より電話でメッセージを寄せている。

7 最後に、いち早く到着した英No―誌による,84年度リーダース・ポールの結果を紹介し ておこう。それによると、まず、No.―グルー プ部門で第3位、No―ニュー・アクトで第― 位。ホリーは、No―男性歌手部門で第5位、ベスト・ドレソサー部門で第8位。さらに‘リラソクス、,と”トウ・トライブス,,は、それぞれNo1シングル部門で第2位と第6位、「プレジャードーム」も、No―アルバム部門で第2位と、とどまらぬ人気のほどがお分りいただけると思う。さて、ここにお届けするのは、現在、ビッ グ・ヒット中のサード・シングル、パワー・ォブ・ラヴ”をフィーチュアしたスペシャル・ミニ・アルバム。イギリスでは昨年2月3日、ひと足先に、メンバーそれぞれをあしらった5枚のボートレイト付きの限定盤として、ダブル・ジャケットでリリースされているC先の発表された「パワー・オブ.ラヴ」の2インチ・ロング・ヴァージョンを考慮して か、 残念ながら、このタイトル・ソングは、そのままアルバム・ヴァージョンが用いられているため、聴き物は、やはり、トレバー・ホーンならではの斬新なリミックスが小気味よい、プレジャードーム、’と、オンリー・スター・イン・ヘヴン,,と、全く別の曲のよう な印象を受ける噂世界を思いのままに、’ということになろうか。それにしても、、パワー・オブ・ラヴ、,のストイック、かつ尊厳な美しさはどうだ。壮大なストリングスの調べをバンクに、切々と語りかける、これほど生真面目で気迫のこもったラヴ・ソングに、今時‘ お目にかかろうとは。

確かに彼らが、トレバー・ホーンのアイデ ィアを具体化するための手段でしかないとの表現は、ある意味で的確な指摘だろう。だからこそ、それがどうしたんだって一筋縄では いかぬし、いといしたたかさ、そして、何より彼らの許容量の奥深さに無限の可能性を賭けてみたい気がするのだ。現にヤツらは、紛れも なく我々を熱くさせてくれるのだから。

’85年元旦 伊藤秀世

(Frankie logo)

THE POWER OF LOVE

I’ll protect you from the hooded claw

Keep the vampires from your door

Aye aye aye aye

Feels like fire

I’m so in love with you

Dreams are like angels

They keep bad at bay — bad at bay

Love is the light

Scaring darkness away — yeah

I’m so in love with you

Purge the soul

Make love your goal

*The power of love

A force from above

Cleaning my soul

Flame on burn desire

Love with tongues of fire

Purge the soul

Make love your goal

I’ll protect you from the hooded claw

Keep the vampires from your door

When the chips are down I’ll be around

With my undying, death-defying

Love for you

Envy will hurt itself

Let yourself be beautiful

Sparkling love flowers,

Unfurls — and pretty girls

Love is like an energy

Rushin’ rushin’ inside of me

(*Repeat)

This time we go sublime

Lovers entwine — divine divine

Love is danger, love is pleasure

Love is pure — the only treasure

I am so in love with you

Purge the soul

Make love your goal

The power of love

A force from above

Cleaning my soul

The power of love

A force from above

A sky-scraping goal

Flame on burn desire

Love with tongues of fire

Purge the soul

Make love your goal

I’ll protect you from the hooded claw

Keep the vampires from your door

パワー・オブ・ラヴく愛の救世主)

頭巾をか、いった鉄の爪から

俺はおまえを守ってあげる

吸血鬼たちも

おまえのドアには寄せつけないよ

アイアイアイアイ

炎になった気分

おまえをこんなにも愛しているんだ

夢はまるで天使みたい

悪漢を絶対に寄せつけないんだ

愛は闇をおびえあがらせて 追い払ってしまう光なんだーイェイ

こんなにもおまえを愛しているよ 魂を清め

ニ人の愛を成就させよう

愛の力

天が支配を及ぼす力

俺の魂を清め 燃える情欲に火をつける 炎が燃えさかる愛 俺の魂の汚れを消し去り ニ人の愛を成就させる

いざという時が来ても 俺はおまえのそばにいてあげるよ おまへの死もものともしない 不滅の愛を抱いて

妬みは己れの醜い心を傷つけるだけ

おまえはいつも美しくあれ きらきら光る愛の花が見事に開き 大きく広がって行く そして美しい少女たちよ 愛は確かにエネルギー 俺の中にほと(よしり込む

今度こそ

俺たちは高貴な存在になる からみあう恋人たちは この世のものと思えぬほど神々しい 愛は危険愛は歓び 愛は純粋かけがえのない宝物

こんなにもおまえを愛してしまった俺 魂を清め おまえのゴールに愛を迎え入れるんだ

愛の力

天からの力

俺の魂をきれいにする

愛の力 天からの力

摩天楼のゴール

燃える清欲に火を注け 炎を舞い上げる愛

魂を清め

愛を成就させるんだ

訳詞・中川五郎

THE WORLD IS MY OYSTER

The world is my oyster

Ha ha ha ha ha ha….

Do you wanna

Do you wanna

Do you wanna — yeah

I feel I’m a comin’

You’re a go-ahead kind

You are warmly invited to come inside

You can find many Christians — yeah

It was a joke — yeah

Because I’m a comin’ — yeah

To cut your throat’ — yeah

Give me more

CHORUS: Gonna jack you up

Gonna jack you off

Gonna jack you up — yeah

Gonna jack you up

Gonna jack you off

Jack right down to Rio

Let’s go boys

Oooh yeah

You can build it up like muscle

You can build it up like hustle — yeah

Build it up

I can take you higher

Build it up

I can take you high

Build it up

I can take you high

Right on to the sky

It was a joke

Do you wanna

Do you wanna

Do you wanna

I can take you higher

Right on to the sky

I can take you higher — yeah

Right up there up high

Swing low

You’re on your way high higher

CHORUS

(Frankie logo)